ソフトカプセル技術

独自のソフトカプセルで医薬品開発の課題を克服

開発中の化合物の70%にみられる難溶性を解決したい場合や、売り場での存在感を高めたい場合には、ソフトカプセルが最良の剤形かもしれません。CDMOの競争が激しい米国や欧州、アジアでは、医療用医薬品・OTC医薬品のソフトカプセル開発において最適なパートナーを選ぶことは簡単ではないでしょう。

ソフトカプセルの開発から商用生産まで、数十年にわたって培った経験を備えたパセオンは、ノースカロライナ州ハイポイントとオランダ、ティルブルフにソフトカプセル専用施設を整備し、年間100〜120億個のソフトカプセルを生産できる能力を誇ります。ソフトカプセル処方の初期開発のエキスパートが、バイオアベイラビリティの課題を解決し、新規分子の速やかな臨床入りを実現いたします。また、後期ライフサイクルマネジメントのためのソフトカプセル処方の開発サービスも提供しており、市場シェアの維持、製品の生涯価値の最大化に貢献いたします。

No. 1

当社は低分子医薬品の製造において、No.1のCDMOサービスプロバイダーであり、低分子をソフトカプセル形で市場に投入するためのコンサルティング経験が豊富

62%の増加

過去3年間で、私たちが取り組んだ新規処方ソフトカプセルプロジェクトの数は62%増加

技術移転24件

2021年には、全治療領域で24件の低分子医薬品の技術移転に成功

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1. 2021 ISR report: ISR Reports. Small Molecule Drug Product: Contract Manufacturer Quality Benchmarking. 4th edition, January 2021, p. 28. (Data collected in Q3 2020.)Instructions and permissions to use: N/A

ソフトカプセルのメリット

医療用医薬品におけるメリット

  • 難溶性原薬の溶解性・バイオアベイラビリティの改善
  • 高薬理活性原薬(カテゴリー3a、カテゴリー3b、ホルモン)のより良い封じ込め
  • 薬物放出速度、含量均一性、吸収部位の正確な制御
  • 偽造防止技術
  • 開発から商用生産まで、速やかなスケールアップ
  • 光や酸素に敏感な原薬に最適 

OTC医薬品におけるメリット

  • 製品proof of concept(POC)を開発し、市場の関心を確認
  • 製品ライフサイクルマネジメントのための製品ラインの拡大
  • 独自技術による製品の差別化・ブランド化
  • 錠剤からソフトカプセルへの転換を支援するソリューション
  • バイオアベイラビリティの向上による速やかな薬効発現
  • 患者さんの好みに合わせたさまざまな処方選択肢

 

ソフトカプセルのメリットと各分子・市場のニーズを満たす幅広い製造技術をご紹介します。