COVID-19パンデミックは、過去2年間にわたって世界を根幹から揺るがした出来事でした。公衆衛生と経済の双方を危機に陥れたパンデミックは、第二次世界大戦終結以来最大の文明への脅威であると言われています。COVID-19に対する主な防衛手段の1つが、多数の人への効果的なワクチン接種ですが、わずか2年間で、COVID-19ワクチンの研究開発から検証、承認、接種までが実現しました。これは想像もできなかったような素晴らしい快挙です。世界中の多くの人が既に3回目の接種を受けていることを考えるとなおさらでしょう。ワクチン接種のロジスティクス面で今も解決していない大きな問題の1つが流通と保管に関する問題です。一部のワクチンは超低温での保管が必要とされるからです。サーモフィッシャーサイエンティフィックが、包装ソリューションをカスタマイズし、必要とされる低温とスケジュールの範囲内での作業を確保しているのはこのためです。
著者:Alf Goebel, CEO of advanco